ブダペストへ夜行列車を利用して行ってきました。②観光編 1日目
ブダペスト東駅に到着しました。ハンガリーは、EU加盟国ですが、ハンガリーフォリント(HUF)という独自の通貨を使っています。ですので、まずは手持ち現金を用意するために、両替が必要です。
あ、言い忘れましたが、ハンガリーはEU加盟国であると同時に、シェンゲン加盟国でもあります。したがって、今回乗ってきたチューリッヒ⇒ブダペストの列車においては、パスポートコントロールはありません。普通に列車を降りて、出口に向かえばOKです。
両替所は、駅の出口に向かう右手にありました。なにやら両替所の入り口付近に、両替するよ、という人たちがたくさんいました。わざわざレートを聞いたら興味あると思われてもいけませんので、一切無視して、中の窓口で両替してもらいます。

ちなみに、よほどのローカルのお店でない限り、クレジットカードは使えます。私の場合は、レストランではほぼカード、お土産屋はお店によって、ローカル感漂う場合は現金で。そうでない場合はカードを使用しました。あと、地下鉄の切符買うときの自販機は現金で対応しました(が、カードも使えます。なんとなく、ハンガリーに限らずどこでも、自販機では、何か仕込まれている気がしてなんか嫌なんです。ただそれだけの理由です)。
まずは、だいたいの金額感を頭に入れておきます。1HUFが0.3なんとか円くらいですので、街で金額表示を見かけたら、1/3したらに日本円金額に近いのかな、という感じです。HUF3,000なら、1,000円という感じですね。あくまでだいたいの相場感です。
次に、すべきことは、この後地下鉄で中心地に移動するつもりだったので、交通機関の切符購入です。ブダペスト東駅を出ると、すぐに地下鉄の入り口がありました。まずは、ここに入ってみます。

自販機を見つけました。紫色が目立つので、すぐにわかります。

英語表示に切り替えることができます。私は24時間チケットを購入しました。HUF1,650です。
切符はこんな感じです。私、あまり詳しくないですが、右上にQRコードがあったので、不正利用の元になってもいけませんので、マスキングしてみました。こういう対応であっていますかね?

地下鉄2号線に乗って、Deák Ferenc tér駅に向かってみます。乗る前には、通常のシングルチケット等であれば、下写真の入り口の置いてあるオレンジ色の機械にて、打刻が必要ですが、24時間券は、既に有効期限が記載されていますので、打刻は不要です。(購入時に、「今すぐ有効化」みたいな選択肢があったはずです)

切符を持っていなくても、入口のゲートは通過できてしまいますが、絶対に最初に(乗車前に)切符は買ってください。あとで買おうとか思わないでください。ものすごい確率で、切符のチェックにあいます。ブダペストの地下鉄駅は、エスカレーターが1か所しかなく、電車を降りたらそこに行くしかありません。そこを通ろうとする人に対して、切符のチェックをしていることが多いように感じました。実際、Deák Ferenc tér駅で降り、上りのエスカレーターに乗るあたりで、早速、切符のチェックにあいました。結構、旅行者風の人たちが止められていましたし、「自分たちは、エアポートシャトルのチケットを持っている」とか、頑張って主張している外人がいたりしました。シャトルはシャトルで地下鉄とは別チケットなので、アウトと思うのですが。いろいろ面倒なので、HUF1,650で24時間券を買ってしまうことをお勧めします。24時間券は、地下鉄だけでなく、バスやトラムにも乗れますし、とてもお得だと思います。
さて、地下鉄2号線をDeák Ferenc tér駅で降り、早速地上に出てみました。第一印象としては、なかなかの大都会です。ひとつひとつの建物が大きい感じがします。建物が無機質に大きくて、道路が広くて、その真ん中にトラムが走っているという感じが、なんとなく旧共産圏の雰囲気が漂います。
まずは、少し歩いて、聖イシュトヴァーン大聖堂に行ってみました。中には入らず、外から眺めます。

そして、その聖イシュトヴァーン大聖堂を背にし、ドナウ川を目指します。周りにカフェがやレストランが立ち並ぶおしゃれな雰囲気の街並みです。
ドナウ川に出ました。くさり橋は残念ながら、工事中です。ドナウ川沿いを散策しながら、国会議事堂を目指します。途中で、対岸のブダ城を撮影してみました。その手前に見えるのが、工事中のくさり橋。これは残念です。さらに手前には、多くの観光客が見えます。さすがに、有数の観光地だけのことはあります。

国会議事堂に到着しました。ここはなかなかすごいです。装飾が細かくて、本当に立派な建物です。さすが、ハンガリーが誇る国会議事堂です。今は昼ですが、これ、夜はライトアップされて、細かい装飾がますます美しく映えます。

正面に回り込んで撮影してみます。うーん、大きすぎて、全体を入れての撮影は難しいです。しかも、きれいなドームが、後ろに隠れてしまうし。なかなか難しいです。ドナウ川の対岸から撮るのが正解なのかも知れないですね。

右のほうへ行き、できるだけ下がって撮影。やっぱりドームは入れたいですね。

右のほうにいくと、ビジターセンターがありました。ここで中に入るチケットを売っている模様。が、私が行ったときは、窓口はいくつか空いているようでしたが、当日分は売り切れとの看板が。事前販売はWEBからと書かれています。どうしても中に入りたい場合は、事前にWEB予約するべきのようです。WEB予約で一杯になり、しかも前売りはWEBからなのなら、チケット窓口の人は今日はこれから一体何の仕事をするのでしょうか。

このビジターセンターには、入口の外側に、ありがたいことに無料のトイレがあります。ここは重宝します。

お昼の時間をだいぶ過ぎてしまったので、ご飯を食べに行きます。ここから歩いて、Café Körというレストランに行きました。名前には、Cafeとついていますが、ほぼレストランです。
ブダペストでは、①フォアグラ、②グヤーシュ、③ドボストルテの3つを食べてみようと決めていたので、まずは1つ目のフォアグラを目指します。もともと、フォアグラなんて、ほぼ食べた記憶はないので、そもそも美味しいものかどうかもよく知らない状態の私ですが、ハンガリーはお安く食べることができると聞いていたので、人生経験のために食べてみようということになりました(言うほど、この先長い人生というわけではないと思いますが)。
私と同じように、よくわからんが、フォアグラなるものをブダペストで食べてみたいという方に向けて、この店のメニューを載せておきます。メニューには「フォアグラ」と書いてなくて、迷ったので。ただし、この店限定の話になってしまいますが。


この真ん中あたりにある「GRILLED GOOSE LIVER WITH~」というHUF6,890のものがフォアグラです。英語ではフォアグラと言わないんですね。日本円にすると2000円ちょっとですかね。安いんでしょうか、日本でもたぶん食べた記憶がないので、正直よくわかりません。
そして、その注文したフォアグラがこちら。

確かに美味しかったです。味付けも美味しく、ほどよい香ばしさもあって、なかなかの美味です。ジャムのようなものもついていましたが、それなしで十分です。ただ、あまりたくさんは食べれないかな、という感じは受けました。食べ過ぎると、鼻血がでちゃいそうな、そんな感覚です。やっぱり私のような庶民には、贅沢品ということなんでしょうか。
あ、チップについても触れておきます。ハンガリーではチップ制度はあるようです。この店では、最初からチップ込みの精算がきました。
Deák Ferenc tér駅に戻り、お土産を物色します。ここから、ブタペスト中央広場、そして南のほうに伸びる道沿いは、本当に賑やかで大都会です。ふらふらお土産屋を見ているだけで、時間があっという間に過ぎてしまいます。まずは、スタバで休憩がてら、マグカップ「You are here」シリーズを購入です。実は私は、このマグカップシリーズの収集家でもあります。きっと、同じように各地でスタバのマグカップを買い集めている人はたくさんいるのではないでしょうか。ここで、ブダペストバージョンをゲットです。

集めているといえば、マグネットとスノーボールも集めています。これら定番品をとりあえず調達、これにて最低限のノルマは達成し、ホテルに荷物を置きにいきます。時間もちょうどいいので、チェックインしにいきます。今回のホテルは、ブダ地区側にあるNovotel Budapest Danubeです。中心地であるDeák Ferenc tér駅からは、地下鉄2号線でBatthyány tér駅まで2駅だけ移動です。このBatthyány tér駅を降りたところからみる国会議事堂が素晴らしかったです。

やっぱり、この国会議事堂は、ドナウ川の対岸から見たほうが正解かもしれないですね。ドームがきれいに見えます。さて、今回のホテルはここから川沿いを歩くこと5分かからないくらいで到着します。Novotel系列なので、さほど期待していなかったのですが、眺めが素晴らしくて、部屋もきれいで快適です。
部屋に入ってみると、こんな光景が。絵画ではありません。窓から国会議事堂がよく見えます。窓は開けることはできませんが、それでも絶景です。今回の予約は、ドナウビュー指定の部屋を予約しました。お値段は高めになりますが、この景色を独り占めできるならば、払う価値ありだと思います。

ちなみに、夜はもっとすごいことになります。めちゃくちゃロマンティックですよね。

私の泊まったのは、6月の土曜日で、1泊朝食付190スイスフラン(スイスで予約したので)、日本円だと、24,000円くらいでしょうか。高いといえば高い気もしますが、おそらくドナウ川の夜景が見えるホテルは、そんなに多くありません。おそらく、ペスト側だとインターコンチネンタルとマリオット、ブダ側だとヒルトンが有名どころで、まず候補に上がってくるところだと思います。これらは、きっと素晴らしいんだと思いますが、まずドナウビューを指定した時点で、驚くような価格に跳ね上がります。私が見たときも、たぶん4、5万円くらいはしていたと思います。私はそこまで1泊にはかけられない性分なので、これでも頑張って奮発したつもりです。でも、そのかいはあったなと思わせてくれる景色です。
また、このホテル、広い駐車場も目の前にあり、止めやすそうな感じでした。そもそも、ブダ地区は、ペスト地区のように繁華街ではないため、周りの道を見渡しても、運転はし易そうです。車で来るなら、ブダ側かなあとは思いました。今回の写真も、ナンバーがうつらないようにマスキングしてみました、こういう対応であっていますよね?

駅からホテルへはこういった感じのドナウ川沿いを歩いていくことになります(右には国会議事堂の絶景が広がります)。下写真の左前方に建物がNOVOTELです。ご覧のとおり、周辺の治安は問題なさそうです。

ブダ側かペスト側かという話にも触れておきますと、ペスト側は人も多く賑やかです。観光にも便利です。夜遅くまで飲んだりしていたい人にはペスト側がいいと思います。ブダ側は、思ったよりも人がいません。静かです。ペスト側で食べたり飲んだりした人は、地下鉄に乗って移動しなくてはなりません。ただ、地下鉄は遅くまで走っているようですし、例えばこのノボテルであれば、駅からの歩きは、危なそうではありません。駅からの道は上の写真のような感じです。
後は、違いは夜景だと思います。どちらからの夜景を見たいのか、が重要なポイントになってきます。この点については、この後、両方回って、実地確認してきましたので、後ほど記載します。
さて、欧米の方なら、このままホテルの景色を楽しみながらテラスで一杯、ていうことになるのでしょうが、一般的な日本人である私は、まだまだ観光を諦めません。再び、ペスト地区へゴーです。
お土産を物色するために、ブダペスト中央市場へ向かいます。時刻はまだ16時過ぎたところ。ところが、です。土曜日のこの時間で、なんと既に閉まっていました。調べてみると、土曜日は営業時間が15時迄とのこと。そして、日曜は休みのようです。日曜日の休みはある程度予想はしていましたが、まさか土曜が15時迄とは。ゆっくり昼からフォアグラ食べてる場合じゃなかった、、と後悔しても後の祭りです。この市場に限らず、ローカルの店舗も、土曜日は15時迄のところも多いそうなので(もちろん日曜も休み)、土日で計画されている方はご注意ください。街中の観光客向けスーベニアショップやレストラン・カフェは、やっています。一応、せっかく来たからには中央市場の外観を記念撮影。

ブダペスト中央市場から北に向かって(中心地に向かって)歩きながら、お土産屋を見て回ります。
ブダペストは刺繍が有名とのこと。今回は、ハンガリーの2大刺繍、カロチャ刺繍とマチョー刺繍を入手することもミッションのひとつです。というわけで、中央市場に行ったのですが、残念でした。が、気を取り直し、街中を探索します。通りを歩いていると、観光客向けのスーベニアショップはたくさんありますが、できるだけ刺繍の品揃えが多い店を探して歩きまわります。
やっぱりいくつかありました。多くの店ではカロチャ刺繍の取り扱いのほうが多い感じです。カロチャは、コースターやテーブルクロスなど、また大きいものから小さいものまで、選択肢は多彩です。マチョーは、店によっては置いてなかったり、今は大きいものしかないよ、と言われたりします。
さて、ではカロチャ刺繍とマチョー刺繍の違いは何なのか?ですが、何店かの店員と話したところ、どうやら花のモチーフが違うということのようです。カロチャはレース地に多いように感じましたが、そういった生地で見分けるわけではなさそうです。花のモチーフで見分けます。
お値段は、どちらもさほど変わらず、それなりに高いです。ハンドメイドと言っていましたので、まあそういうことなんでしょう。
これはカロチャ刺繍。1枚1,500フォリント。5枚買ったら1枚おまけしてくれました。

これもカロチャです。11,000フォリントくらいだったと思います。似たタイプを買ってしまいました。

これもカロチャのベスト。これは高かったです。完成まで2ヶ月ワークだと言っていました。値札には51,000とありましたが、43,500にまけてもらいました。

あ、もちろん、私も日本人なので、ガツガツは値切りません。店の人と会話を楽しんで、仲良くなり、またハンドメイドであればそのワークをリスペクトし、この人にだったら買ってもらいたいなと思って頂いて、その結果として少しだけご厚意でまけてもらう、というスタイルです。日本人ですから、日本人らしくあくまでスマートに、がモットーです。どこの国とは言いませんが、札束(今ならなんとかカード)握りしめて、買ってやる的なことは絶対に避けたいものですね。
一方、これがマチョー刺繍。この孔雀の目の形をした花が特徴です。マチョーフラワーと言っていました。色は赤とは限りません。形が重要です。これは10,900フォリントです。

そういう意味では、これもマチョーです。14,000フォリントです。

この巾着もマチョーで7,500フォリントです。

皆さん、いかがでしょう。カロチャ刺繍とマチョー刺繍の違い、わかりましたか?孔雀の目のモチーフ、マチョーフラワーが決め手です。わからなけば、これはマチョーフラワーか?と聞いてみたら、この人、なんか知ってるぞ、と思われて、会話が広がっていくかもしれませんよ。
また、同じ商品でも、店によって、多少値段が違うこともあるので、ご注意ください。
そろそろ夜ご飯を食べに行きます。次のミッションは、先ほど少し話題にした②のグヤーシュを食す、です。今度は、地下鉄1号線に乗って、英雄広場の方へ行ってみます。目指すお店はPaprika Vendéglőというレストランです。その前に、この1号線もちょっと楽しみにしていました。世界遺産の地下鉄だそうです。入口からして、ちょっとわくわくします。

確かにユネスコマークがありました。世界で3番目に古い地下鉄だそうです。世界遺産といえども、やはり24時間券で乗車できます。

めちゃくちゃ浅いところに駅がありました。駅構内もレトロ感満載です。電車は、昔の名古屋の東山線みたいなのが来ました。いや昔の銀座線というほうが、わかる方が多いでしょうか。なかなかいい味出しています。何本も電車を行かせて、写真撮影しました。そんな人は回りには誰もいません。どうやら、観光スポットではなく、普通に市民の足として活躍しているようです。

Hősök tere駅で降り、歩いてレストランを目指します。途中、英雄広場の横を通りましたので、ここでも一応記念撮影。

そうこうしているうちに、Paprika Vendéglőに到着。どうやら人気のレストランのようです。到着したのが、夜7時半ごろ。ちょうど一番混む時間帯だったかも知れません。私、一人だったにもかかわらず、すぐには入れず、並びました。とはいえ、2グループ目で、5分くらいで入ることはできました。順番は、ちゃんと店の人が見てて、わかってくれてる感じでした。横入りとかで収拾つかなくなるといったことはなさそうです。

グヤーシュにする、と決めていたのですが、メニューを見てもよくわかりません。たぶんしっかり読めば書いてあるんでしょうけど、このちょっと気取った着飾ったような字体が読む気を失わせます。店員さんに、グヤーシュが食べたいんだけど、と聞いてみたところ、スープか?メインか?と聞き返されました。ん?どういうことだ?と思いながらも、メインと答えると、じゃあ24番だよ、と教えてくれました。もうそれにしておきます。一応、メニュー載せておきますね。

グヤーシュが来ました。ハヤシライスのようです。ビーフシチューのようでもあります。ややビーフシチュー寄りかなあ、けど、とても美味しいです。昼も思ったのですが、ハンガリー料理は、日本人の口に合いますね。いろいろ教えてくれましたし、このお店はチップを払いました。

食事も終わって、8時過ぎ。この時期のヨーロッパはまだ明るいです。付近のバス停から、ブダ城に行ってみることにしました。さすがに、ブダ城に到着する頃には、少しだけ暗くなり始めました。けど、それでいいのです、ブダ城に行く目的は夜景でしたので。このブダ城は24時まで、園内には入れるようです。ここが入口です、園内だけなら、無料で入れます。

無料なのに、しかも今は夜なのに、ちゃんとエスカレーターが動いています。この右のほうに見える斜めの屋根の下はエスカレーターです。早速、上のほうに上がってみます。

エスカレーターを降りて、まだしばらく歩きます。一番上まで来ました。ゆっくり歩いてきたので、だいぶ暗くなってきました。

ここから、ドナウ川越しにペスト側を見ると、素晴らしい景色が広がっています。手前のくさり橋が工事中でライトアップされていないのが、悔やまれます。この橋がライトアップされてたら、さぞかし美しいんだろうなと思います。それを差し引いても絶景です。さすがドナウの真珠ブダペストです。左奥には、国会議事堂が見えます。
人は思ったほど多くありません。この絶景を、グループ毎にだいぶ間隔をあけて、皆さん思い思いに眺めています。恋人たちが愛を囁くならば、隣が離れていますので、ここがおすすめだと思います。実際、そういった方々もたくさんいらっしゃる感じです。

私は、そんななか、恋人たちの幸せを願いつつ、次の場所に急ぎます。1晩しかないなか、ブダ側の夜景とペスト側の夜景の両方を撮らなければ。そんな使命感だけが私を突き動かします。
ブダ城から降りてきて、ドナウ川沿いに出ました。ここでも国会議事堂の夜景がきれいだったので、撮影してみました。

まだまだ終わりません。今度は地下鉄2号線でドナウ川を渡り、またまたペスト側に移動します。ペスト側からブダ側を撮影しなければ。
国会議事堂までやってきました。夜は夜で美しいです。

ドナウ川沿いを歩いて南下します(つまり、くさり橋方面へ)。漁夫の砦が見えます。ハンガリー国旗色にライトアップされていますね。ただ、夜景としては、ちょっと遠いせいか、次に載せてあるブダ城のほうがきれいです。

ブダ城の見えるあたりまできました。ちょうどくさり橋の南あたりです。このあたりからのブダ城は本当にきれいです。ただ、人は多くて、相当にぎわっています、このあたり。ナイトクラブが近くにあるのか、ガンガン音楽が流れていたり、お酒の瓶片手に若者がわんさかいます。恋人たちが愛を語るには、ちょっと賑やかすぎるかもしれないですね、こっちは。隣の人に聞こえちゃうかもしれないですね。まあ、これを読んでくださっている方は日本語で語ると思いますので、聞こえちゃっても、こっぱずかしくもないと思いますが。
ちょうどこのあたりに、インターコンチネンタルホテルがあります。このホテルのドナウビューのお部屋をとれば、この景色がお部屋から見えるということです。マリオットもこの並びです。やはりドナウビューのお部屋であれば、同様の景色が見えると思われます。

このブダ城の夜景をホテルから見たいか(この場合、インターコンチネンタルかマリオット)、先ほどの国会議事堂の夜景をホテルから見たいか(この場合、ヒルトンは漁夫の砦の横ですので、少し上のほうからの眺め、だと思います。)、の選択だと思います。これは、本当にどちらもきれいです。ごめんなさい、こればっかりは好みもあると思いますので、写真比べて判断してください、としか言えないです。ただ、比べるのは、ブダ城の夜景vs国会議事堂の夜景、だけを考えればいいというシンプルな構図だと思います。(漁夫の砦は考えなくていいと思います。あと今の工事時期はくさり橋も評価対象外)
ここまでで既に夜11時近く。ペスト地区はまだまだ賑やかです。こんな感じの露店もまだオープンしています。

観光の便利さだけを考えたら、ペスト地区が便利かもしれないですね。実際、夜遅くまで賑やかですし。ブダ地区のホテルの私は、これから、地下鉄で戻らなくてはなりません。ヒルトンの場合は、さらに最寄りの地下鉄駅から登らなくてはなりませんので、私のように動き回る人には少し不利かもしれませんね。
さすがに、疲れたので、地下鉄に乗り、ホテルに戻ってきました。ようやく長い長い一日が終わります。ホテルの部屋から、対岸の国会議事堂をもう一度、撮影。

今日は、ドナウの真珠を満喫した一日となりました。
③観光編 2日目に続く。