【2022年5月回想】クロアチアへの旅 ①スプリト編
こんな私でも、たまに人から、今まで行ったなかでどこが一番よかった?なんて聞かれることがあります。ヨーロッパに長く暮らしていらしゃる先輩方に比べると、3年しか経っていない私なんてまだまだひよっ子のようなもので、そんなによく知らないくせに、ヨーロッパを語るなよ、と怒られてしまいそうですが、あくまで素人の一つの意見としてお許しくださいませ。もちろん価値観や考え方は人それぞれ。もちろん全ヨーロッパを語るつもりなど全くなくて、私が行ったことがある範囲内だけでの話ですが、このような質問を受けたとき、私はだいたい「クロアチア」と答えてしまいます。このブログを始めたのが2022年5月終わり頃なのですが、実はその少し前、2022年4月末から5月初めにかけて(ちょうど日本がGWの頃でした)、クロアチアのスプリト(スプリットともいいますが、今回はスプリトで統一させてください)とドゥブロヴニクに行ってきました。特にこのドゥブロヴニクという街、「アドリア海の真珠」と称されるだけあって、素晴らしかったです。今回は、ブログを始める少し前の出来事に遡ってしまうのですが、とはいえ、まだ5ヶ月くらい前のことなので、そこまで情報も古くないはずですし、覚えている範囲で回想していきたいと思います。ただし、当時はブログ用として写真を撮っているわけではないので、写真がブログ向けではないかもしれませんが、ご容赦ください。
この記事の対象者は
クロアチアの特にアドリア海側のエリアに行ってみたいと思っているが、以下のことが気になって躊躇されている方。
・ちょうどいい(行きと帰りの)フライトがなくて、どのように行程を組むべきか悩んでいる。
・スプリトからドゥブロヴニクへのフェリー移動を考えているが、実際どんな感じなの?
・スプリトってどういう街なの?
・スプリト空港から市内への移動手段は?
・ドゥブロヴニクのフェリー下り場から、旧市街への行き方は?
・ドゥブロヴニクの街がきれいに撮影できるスポットは?
・ドゥブロヴニクのスルジ山には登るべき?登る場合はどうやっていくべきか(=歩いて登れるか)?
・アパートメントタイプのホテルの注意点(私が宿泊したところ限定の話かもしれませんが)
・ドゥブロヴニクではどういったお土産が売っているのか?
・ドゥブロヴニク旧市街から、空港への行き方は?具体的には、朝早いフライトでも大丈夫か?
こんなところかと思います。またいつものように、下記読み進めていけば、これらの不安が解消して頂ける(かも?)というような流れにしていくつもりです。
初めに、繰り返しとなりますが、私が行ってきたのが2022年4月末~5月頭のことでして、一般的にはハイシーズンに入る少し手前の時期です。ヨーロッパの特に南のほうは、一般的には夏場のハイシーズンはさまざまな交通手段の便数などが多く出ていますが、それ以外はかなり絞られる傾向があります。ですが、それでも、これからお伝えするルートどりで、実際に行ってこれましたので、夏場に行かれる方はもちろん、私と同じように4~5月頃(つまりハイシーズンではない時期)の訪問をご検討されている方も、是非参考にして頂ければと思います。
では、まず私が辿った行程からご紹介していきます。私の場合は、まず最初に、ドゥブロヴニクに行ってみたい、というのが事の始まりでした。ところが、フライトを検索してみると、私が住んでいるチューリッヒからは直行便は毎日飛んでいません。おそらくこれはチューリッヒに限った話ではないと思います。ドゥブロヴニク空港はさほど大きな空港ではありませんので。おそらくヨーロッパ各地からも週に2,3便といったところだと思います。直行便以外は、どうしても運賃が高くなりがちですし、遅延・乗り遅れの心配もありますし、できれば直行便に越したことはありません(あくまで私の考えですが)。が、この「週に数便」というのはやっかいで、ヨーロッパ各地からドゥブロヴニクへは、だいたい(行きも帰りも)同日に飛んでいますので、要するに、例えば月、金しか飛んでいない場合は、金曜にドゥブロヴニクに到着して、月曜に帰ってくるということとなり、ひとつの街に3泊4日もしなくてはならない(月曜に飛んだら金曜まで4泊5日)ということを意味します。ゆっくり派にとってはそれはそれでいいのかもしれないですが、ドゥブロヴニクは狭い街ですし、そんなに長いこと一つの街に滞在するのはちょっと私には合わないな、と考えました。もし私と同じような考えで悩まれている方がいらっしゃれば、お勧めしたいのは、スプリトという街を組み合わせることです。スプリトはドゥブロヴニクの北にある街ですが、(ドゥブロヴニクよりと比べて、という意味ですが)便数は若干多いような気がします。ここと組み合わせることで、ドゥブロヴニクに3泊もしなければならない問題は、解決できる可能性はあります。私の場合は、ドゥブロヴニクを2泊とし、スプリトに2泊としました。結局4泊5日と増えてるじゃないかという声が聞こえてきそうですが、私は、ひとつの街に3泊もいるのが辛いと思ったので、2泊ずつならまあありかなということです。具体的にいうと、木曜日にスプリトに入り、金曜日はスプリト観光、土曜日朝にドゥブロヴニクへ移動(午後は観光)、日曜日は終日ドゥブロヴニク観光、月曜日の朝のフライトで帰るという行程としました。
さて、このスプリトからドゥブロヴニクの移動手段ですが、私はフェリーを選択しました。もちろん、バスを使っての陸路はありますし、はっきり言ってバスのほうが本数もあります。が、実はドゥブロヴニクは、クロアチアの飛び地のようになっていて、陸路の場合は、少しだけボスニア・ヘルツェゴヴィナを通ります。(その後、2022年夏に、島のほうに渡る橋が完成して、迂回ルートができたというニュースは見ましたが、スプリト⇔ドゥブロヴニクのバスがそこを通るかまでは確認できておりません。)

こんな橋が2022年7月に完成したそうですよ、すごいですね。
今後バスはボスニア・ヘルツェゴヴィナを通らなくなるのでしょうか。またいつか実際に乗って、確認して来なくてはいけませんかね。
少なくとも、私が訪れた2022年4月末というのは、迂回ルートの橋はまだできておらず、そのうえ、実はまだコロナが明けたばかりの頃でして、できれば国境は超えたくないなという思いがありました。ボスニア・ヘルツェゴヴィナはシェンゲン加盟してないので、パスポートコントロールがありますし、もっと正確にいうとクロアチア自体もEU加盟国ではありながら、国境管理をしている国なので、要するにこのクロアチアとボスニア・ヘルツェゴヴィナ間は、通常の国同士の国境管理がなされるということです。コロナ関連で、何か引っかかっても嫌ですし、できれば国境超えの回数は減らしたいというのは、コロナ禍で植え付けられた習性のようなものですね。そこで、急浮上してきたのが、フェリー移動案です。フェリーであれば、クロアチア領海のみなのかどうかは定かではありませんが、パスポートコントロールは一切行われずに、スプリトからドゥブロヴニクへ辿り着くことができます。何よりそれが一番気が楽なので、そのルートを選択しました。フェリーのチケットの買い方等は、後述致します。
ということで、早速、最初の目的地、スプリトへ飛びました。先ほどスプリトはドゥブロヴニクに比べて若干便数多いかもと言いましたが、それでも空港はこんなもんです。飛行機を降りたら、歩いてターミナルに向かいます。

クロアチアは、EU加盟国とはいえ、国境管理を行っている国なので、パスポートコントロールがあります。ここで2022年4月末のことですが、ワクチン証明書の提示を求められました。無事に入国を果たし、まずは両替を行います。クロアチアはクーナという独自の通貨を使用しています。アライバルを抜けて右に行ったところに、両替所がありました。今調べてみると、1クーナは0.13ユーロ、またに日本円だと19.5円のようです。当時のレートを忘れてしまいました(18とかそんなもんだったような。。)が、やっぱり円安は進行しているんじゃないかと推測します。
空港を出ると下写真のような景色です。出口がたくさんあるわけではありませんので、到着したら皆さん、同じ景色が見れるはずだと思います。左のほうに停まっているバスが、市内へのシャトルバスになります。当然メトロが通っているような雰囲気はまるで感じられませんので、だいたいの旅行者の方はこのシャトルバスを利用することになるんだと思います。行き先は、たぶんOLD TOWNだとか市内中心地だとか書いてあるんでしょうが、クロアチア語はよくわかりませんし、他にたくさんバスが停車しているわけでもない(唯一、まだ乗れない次のバスがかろうじて停車しているくらいです)ので、おそらくここには、市内中心地に行くバスしかいないんだと思います。停車していたバスに乗り込みます。料金は、30クーナくらいだったでしょうか。だいぶ記憶が曖昧です。が、運転手に、さきほど両替してきたクーナで直接支払ったことは覚えています。

バスは、スプリト港の目の前のバスターミナルに着きます。ここが終点ですので、最後まで乗ってしまっていて大丈夫です。正確には、その手前の旧市街の入り口みたいなところで数人降りたようですが、最初はよくわからないと思いますので、最後まで行ってOKだと思います(歩いて戻ってもそんなにかかりません)。
さて、そのスプリト港。アドリア海の風を受けて、なかなか気持ちのいいところです。やはり海を目の前にすると、気持ちが開放的になりますね。こんな感じの海沿いを、向かって右のほうへ歩いていきます。

すると左前方に見えるのが、旧市街になります。それにしても、まだ4月末だというのに、陽射しが強くて、かなり暑いです。南国のような雰囲気で、スイスと全然違います。

こんなモニュメントを見つけたので、写真撮ってみました。外人さん達は、こういうオブジェに寄りかかったりして、いちいち格好いい写真を撮ります。なんか、外人さん達がやると様になるんですよね?と感じるのは私だけでしょうか?

そうそう、言い忘れていましたが、このようなオブジェがあるように、このスプリトという街は、結構な観光地のようです。特にヨーロッパの方々にとっては、比較的メジャーなリゾート地となっているみたいです。ですので、旅行者は結構います。私はあまり知らない街でしたが。
いくつか入口はありますが、私が辿り着いた旧市街の入り口はこちらです。旧市街は、城壁に囲まれている形となっています。城壁なのか、遺跡なのか、よくわかりませんが、こんな感じの光景が広がっています。

旧市街の中に入ってみました。立派な塔があります。聖ドムニウス大聖堂というらしいです。で、このタワーがBell Towerです、鐘楼ということですね。登るのは有料です。明日の朝一に登ることにし、この日は到着したばかりなので、まずはうろつき回って、全体感の把握に努めます。

ここがPeristilというところです。おそらくこの街の観光の中心だと思います。というのは、ここには、ご覧のとおり、観光客がたくさんいました。左にあるのはBell Towerですね。正面の建物は、階段で地下に下りれるようになっていて、ちょっとしたお土産屋さん街のようになっていて、そのまま突き抜けるとアドリア海に出れます。

今お話しした、突き抜けた先です。海沿いの気持ちのいい景色が広がります。おしゃれなレストランやカフェが立ち並び、完全にリゾート地です。それにしてもこのあたり、4月末だというのに、めちゃくちゃ暑かった覚えがあります。

レストランにきました。Villa Spizaという旧市街のなかにあるお店だったと思います。確かに非常に美味して満足したという記憶はありますが、包み隠さず正直に言いますね、やはり5ヶ月も前のことになってしまうと、悲しいかな、特に味覚は本当に忘れてしまうもんですね。ですので、味付けがどうだったとかかカッコいいことは一切言えません。ただ、美味しかったので、もしもう一度スプリトに来ることがあれば、絶対にここ来ようと思った覚えはあります。そういう情報として、記憶には残っています。レストランのなかはこんな感じで狭かったです。こういった構造は写真見たら思い出せますので、写真って便利ですね。

そして、これが注文したパスタです。確か当時は、クロアチアに来たらトリュフパスタを食べようと思ってお店を探していたので(クロアチアはトリュフも有名らしいです)、たしかトリュフの味がうっすらしたような。。うーん、写真を見ても正確には思い出せないです。やっぱり記憶が新しいうちに、こうやってブログで文字情報として残しておくのって、意外と重要なんですね。これからそうします。ということで、食レポできずにすいません。とにかく、もう一度この店に来ようと思ったくらい、気に入ったことは事実です。

宿泊したホテルは、Hotel Peristilというホテルです。下写真の遺跡みたいな門の右側に食い込んでいるような建物です。ここは先ほどの観光の中心となるPeristilに程近くて、観光には非常に便利なところでした。そして、なにより、スプリト港に近い(歩いて5分くらい)のも良かったです。後でお話しますが、ドゥブロヴニク行きのフェリーは朝早かったので。確か7時から朝ご飯が食べれて、7時40分発のフェリーに乗ることができました。

さて、翌日。スプリト2日目の朝です。昨日のうちにだいたいの位置関係は把握済みですので、今日は目一杯動き回ります。まずは、ホテルからすぐ近くのPeristilにあるBell Towerに登ります。入場料は、広場を挟んで向かい側にあるインフォーメーションセンターのようなところで購入します。いろいろなコンビネーションチケットがあるようでしたが、Towerだけのにしておきます。

上写真の門をくぐったところで、チケットの確認があります。その先に進んで行くのかとおもいきや、振り返ったところに塔の入り口があります。

登っていくと、青いアドリア海とオレンジ色の屋根の美しい眺めが広がります。もちろんエレベーターはありません。朝一でしたので、ほとんど人はいません。

これが、最上階からの眺めです。いいんですけど、私のなかでは、このアングルはまだスプリト全景のベストショットではありません。この点は後でお話します。

昨日お話した「Peristilの正面の建物の地下を通ってアドリア海に突き抜けられる」件、実際のところはこんな入口です。この旅で何回もここ通りました。中にはお土産屋が並んでいます。

クロアチアはサンゴを使ったアクセサリーのほか、銀細工や金細工が有名なようです。これらを扱ったジュエリーショップは、アドリア海側に並んでいます。下写真の左にあるような形のネックレスは、金ボタンと呼ばれる伝統的な形とのこと。この形で銀でできた銀ボタンというのもあります。ボタンではないような気もしますが、なぜかそう呼ばれています。なんか、ドラえもんの鈴みたいですよね。けど、装飾はかなり細かいです。

この日もまたパスタを食べました。今日やってきたのは、Nevera Tavernというレストランです。今、Google Mapで探すと、Nevera Tavernという文字の下にKonoba Neveraと出てきます。どっちが正しいんでしょう。要するにここです。歩くと20分くらいと、少しかかります。

レストランは、思ったよりも静かなエリアの海沿いにありました。いかにもシーフードレストランという趣です。

もともとクロアチアに来たからには「1日はトリュフパスタを食べて、もう1日はシーフードパスタを食べる」と決めていたので、シーフードパスタで即決です。やっぱり海のある国はいいですね。シーフードがごろごろ入っています。味に関しては、先ほど申し上げたとおりで、あまり味覚の記憶が残っていないのですが、残っている記憶としては、エビを食べて手がベタベタになってしまったということでしょうか。この点は、皆様、どうかお気をつけてください。

しばらく街をふらふらします。今、改めて写真を見返してみると、私、この頃(ブログを始める前)から、世界ネコ歩きシリーズはちゃんとやっていたんですね。

これなんていかがでしょう。いかにもクロアチアらしい風景のなかで休んでいるネコを激写しました。というか、この街を含めクロアチア、かなりのネコ天国です。

スプリトの街が一望できるところに来ました。Viewpoint to Marjanというところです。Bell Towerから歩いて15分くらいです。

先ほど、Bell Towerからの景色はベストショットではないと申し上げました。こちらから見るスプリト全景のほうが、私のなかでは上位です。

木が少し邪魔になってしまうので、縦にして、横のほうの木の割合を少し減らした構図にしたほうが、全体のバランスがいいですかね。なかなかトロピカル感あふれる写真となっております。こちらを、スプリト全景の(私的には)ベストショットということにしておきましょうか。ということで、この撮影スポット、おすすめです。

実は、この丘、まだまだ上のほうに上がれます。とりあえず行ってみることにしました。登りついた先には、このようなクロアチア国旗がなびいている場所に出ます。

おそらく周囲で一番高いところだと思うので、(国旗もなびいていることですし)天下とったどー的な雰囲気を味わうにはいいですが、私のように、ただ単純にいい写真が撮りたいだけのアベレージ人間にとって、はっきり言ってここは無駄足でした。下の写真のように、手前の丘が邪魔になって街の全景が撮れません。よって、ここまで上がってくる必要は全くないということをお伝えしておきます。その手前の先ほどご紹介したViewpoint to Marjanというところ(カフェがあるので、わかると思います)で十分です。

そうこうしているうちに、日も暮れてきましたので、ホテルに戻ります。明日はいよいよドゥブロヴニクへ移動です。
ところで、ドゥブロヴニクへのフェリー。私はチケットは下記サイトから予め購入しておきました。
このなかに入っていくと、タイムテーブルも載っています。一応、下に貼っておきますが、これは2022年のものとなります。最新版は上記WEBサイトをご確認ください。これによると、どうやら一日1本のようです。スプリト発は朝7:40で、ドゥブロヴニクには12:05着予定。明日はこのフェリーに乗ります。プライスも載っていて、280クーナ(37.16ユーロ)となっております(2022年4月現在)。私は予めWEB購入したあったチケットをプリントアウトして持って行きました。

さて翌日、朝のスプリト港です。7時からホテルで朝食をとり、7時15分くらいにはホテルを出て、7時20分くらいにはスプリト港についたのではないでしょうか。港から近いってのは、こういうとき便利ですよね。着いた時点で、既に船は停泊していました。ところで、船の乗り場についても少し触れておきます。この港は中心部あたり(ちょうど前々日に到着したバスターミナルの向かいあたりです)に1本桟橋が突き出していて、そのたもとに、チケットブースが数軒あります。おそらくそこで、チケットは買えるはずです。その同じく桟橋のたもとあたりに、電光掲示板があって、どの船がどこの乗り場から出発するのかが表示されています。そこで、何番乗り場かを確認できます。そして、何番乗り場がどこにあるのか、は、その掲示板のすぐ近くにマップがあって、そこと照らし合わせて、どこにいけばいいかわかる仕組みです。そして、その電光掲示板は、翌日の便も載っています(それくらい、しょっちゅう船が出ているわけではない、ということです)。私の場合は、実は前日ここに一回来て、確認済みでしたので、既にどこに行けばいいのかわかった状態で、朝、ここにやって来たということです。ですので、あっさり目的の船はみつかり、そこにそそくさと向かいました。

こんな感じの青看板に書かれた11Bというのが、乗り場の番号です。乗船時にチケットはチェックされます。もちろん、国境は出ないのでパスポートコントロールもありません。ただの遊覧船に乗り込むイメージです。

想像していたより、ずっと新しくてきれいな船です。この後乗ってわかりますが、結構スピードも出るタイプの高速船です。

中はこんな感じです。1日1本しかない割りにはガラガラです。途中、いくつかの港に立ち寄りますが、意外と途中での乗り降りが多いイメージです。途中の島に渡る旅行者も一定数いるようです。最初はこんなんですが、途中の乗り降りを経て、最後ドゥブロヴニクに到着するときには、いつの間にか、まあまあ乗っていたような気がします。けど、座れないなんてことはないのでご安心を。

甲板に上がってみました。アドリア海の海風を受けて気持ちいいです、といいたいところでしたが、実際、この船、思いのほかスピードが出る高速船で、結構強めの風を受けて、顔が痛くなります。それが現実です。ですので、基本的には中で過ごすことにしました。

いかがだったでしょうか、スプリトという街。実はここまでのお話はまだまだ序章に過ぎません。だいぶ温まってきたところで、このあと、いよいよこの旅のハイライト、ドゥブロヴニクに上陸します。それについては、この後のドゥブロヴニク編にてお伝えさせて頂きます。
ドゥブロヴニク編へ続く。