スイス・ティチーノ州へ日帰り観光
ティチーノ州は、スイス南部のイタリア国境に面している辺りの州で、イタリア方面に抜けるときに、車では何度も通ったことはあったのですが、観光というものを今までしたことはありませんでした。というのも、チューリッヒから車で行く場合は、ゴッタルド(道路)トンネルを通らなくてはならず、ここは頻繁に渋滞することから、朝めちゃくちゃ早くに通過しなくてはいけないといつも勝手に思い込んでしまっていて、そうすると必然的にもっと遠くの目的地に行くための通過点、という印象が強かったためです。そのため、いつも素通りしていました。今回は、このティチーノ州あたりを目的地として、電車で行ってみようと考えました。
調べてみると、ここには、ベリンツォーナという街に、「ベリンツォーナ 3つの古城と街を囲む城壁」という名目の世界遺産があります。せっかくスイスにいるのだから、スイスの世界遺産も見てこようかな、と考えました。ここは、電車でのアクセスは非常に良いので、電車でちょっと出かけてみようかなと思われる方にはおすすめです。
その後は、さらに電車で、Melideという駅まで移動し(ここもティチーノ州です)、ミニアチュールという野外博物館に行ってきました。ここは、文字からご想像できる通り、ミニチュアの博物館です。私、実は結構ミニチュアは好きなんです。
ということで、
この記事の対象者は
ズバリ、
・世界遺産(特に城壁)好き
・ミニチュア好き
ということになろうかと思います。逆に、世界遺産(特に城壁)好きでも、ミニチュア好きでもなければ、面白くもなんともない記事かもしれません。
チューリッヒを起点としますと、まずはIC(Inter City)またはEC(Euro City)という、いわゆる都市間特急に乗って、ベリンツォーナを目指します。IR(Inter Regio)という長距離特急も走っていますが、時間がかかり過ぎてしまうのでお勧めしません。(この理由は後述します)
ICまたはECだと、チューリッヒからベリンツォーナまで、なんと1時間37分です。冒頭申し上げていたとおり、車では通ったことがある地域ですが、その(車利用の)観点から言うと、この1時間37分は驚きの数字です。経験上、このくらいの所要時間は、頑張ってゴッタルド(道路)トンネルの入り口あたりまで辿り着ければいいくらいです。しかもトンネル手前で渋滞してしまったら、とても辿り着けません。
どういうことなんだろうと興味津々、Google map片手に電車に乗っていると、ゴッタルド超えのだいぶ手前で、超超長いトンネルに入ります。車だと、かなり標高をあがってからのゴッタルド(道路)トンネル、という流れなのですが、この電車は、そこまで登る前にトンネルに突入します。そして、かなり長い間、超高速でまるで日本の新幹線に乗っているかのようなスピードで、トンネル内をかっ飛ばします。そうなんです、これが、現在(2022年9月時点)で世界で一番長いトンネル、ゴッタルドベーストンネル(ゴッタルド基底トンネルともいいます)で、全長57.1kmもあるトンネルだそうです。このトンネル、2016年に完成したそうで、それまでは日本の青函トンネルが53.85kmでトップだったのですが、それを抜いて、今は世界一だそうです。このトンネルを通過することができるようになったおかげで、チューリッヒ→ベリンツォーナを1時間37分という画期的な時間で到達できるわけです。これは、車で、カーブの多い高速道路を登っていき、ときにはトンネル手前で渋滞に巻き込まれ、トンネル抜けたらまたカーブの道を下って、といった感じでようやくティチーノに辿り着くことを考えたら、私のように一人だったら、正直ばかばかしくなってきそうです。(もちろん、電車はお金かかりますので、4人とかなら、車も有りとは考えます。)
それから、先ほど、ICまたはECに乗ってください、IRはお勧めできません、と申し上げました。調べてみると、IC・ECだと1時間37分ですが、IRだと2時間55分かかります。このゴッタルドベーストンネルができる前は、電車も、高速道路と同じように、Wassen(ヴァッセン)やGöschenen(ゲシェネン)といった街を通りながら上の方まで上がって、最後にゴッタルド(鉄道)トンネルを抜けていくというルートどりでした。これらの街にはもちろん住民は住んでおりますし、観光名所もありますので、その路線は残していて、そこをIRは走るという構図です。例えるなら、(わかる方は少ないかもしれないですが)上越新幹線ができた頃の、(在来線用)清水トンネルと(上越新幹線用の)大清水トンネルに似ています。新幹線用の大清水トンネルができてしまったために、在来線しか通らなくなってしまった水上駅や土合駅、土樽駅といったところが、WassenやGöschenenという構図でしょう。ですので、新潟に行くなら新幹線(ここでいうICまたはEC)に乗ってください、水上にいくなら昔の在来線特急の”とき”(ここでいうIR)に乗ってください、といったところででしょうか。
さて、このゴッタルドベーストンネルを抜けると、列車はほどなくしてベリンツォーナに到着します。ベリンツォーナはティチーノ州の州都だけあって、比較的大きな駅です。

ベリンツォーナには、3つの古城があり、それらをまとめて、世界遺産となっています。ですので、できれば3つとも制覇したいところです。まず1つ目、最初に目指すのはCastelgrande(カステルグランデ)というお城です。ここは、まあまあ街中にあり、また3つの中では一番大きいお城になります。
上写真の駅舎を出て、左のほうへ歩いていきます。5分くらい行って右に折れると、このようなお城が見えます。右に折れるポイントは、右を見て、お城が見えたら曲がるくらいのアバウトな感じでたどり着けると思います。だいたい、このお城の丘は大きいので、違うところで曲がってしまってもおそらく見えると思いますので。目標物がデカいと、方向だけ合っていれば、だいたいは辿り着けますので、楽ですよね。

この丘の麓の部分、上の写真でいうと、左下あたりに、エレベーターの入り口があります。エレベーターの入り口は、下写真のように、なんか岩の教会みたいです。

ここに入っていくと、エレベーターがあります。なんだよ、いきなり楽するのかよ、と思われるかも知れません。はい、その通りです。この後、(3つ制覇を狙っている方は)まだまだ歩くことになりますので、ここでは体力温存しておいてください。

エレベーターを降りると、このように既に城壁のなかとなります。城壁好きの方は、テンションがあがりますよね。

この城壁を歩いていくと、広場に出ます。ここがCastelgrande(カステルグランデ)のメイン会場みたいなところです。大きな塔が二つ見えます。これらの塔には入れるようですが、有料です。それ以外は、つまり、ここに至るまでのエレベーターも含めて、無料です。

左側の塔の入り口に、10スイスフランかかると書いてありました。私は、お城の内部(ここでは塔ですが)には、あまり興味はないので、パスします。今までいくつかのお城の中を見てきましたが、結局、邸宅以上宮殿未満なんですよね。これはあくまで個人の感想ですが。そして、ちょっとだけ違うのは、だいたい武器や鎧が飾ってあるってパターンなんですけど、そもそもそういうものにはそこまで興味もないので。。それより、城壁を歩いたり、外観を見たり写真とったりするほうが、ずっと好きなんです。ということで、ここでは10スイスフラン、セービングです。

中には入りませんでしたが、この敷地内を歩き回るだけでも十分面白いです。一応、塔に入らないだけで、お城の敷地内部には入ってるわけですし。こういうちょっとした石組みの場所も登って歩けます。例えば、下写真の右のほうに3,4段くらいの階段があります。ここを登って、城壁づたいに歩いて行けるということです。

そこの城壁づたいに歩いていくと、更に奥にいける入口があり、そこを抜けていくと、下写真のような緑の芝生が敷き詰められた城壁(正確には、通路壁というのでしょうか。)の上を歩けるようになっています。ここは、なかなか綺麗です。このパターン(芝生の通路)は、他ではあまり見たことはありませんので、新鮮です。

もちろん、自由に歩くことができます。ずっと降りていくことはできますが、途中は結構な急坂になっています。言ってみれば中山競馬場のゴール前、みたいな感じでしょうか。いや、洋芝ですので、札幌か函館ですかね。私は洋芝適正がないので、バテてしまいそうです。

離れて、お城側からこの通路の写真を撮りました。ずっと続いています。なかなかきれいな城壁です。全体的に、スイスにあるからなんか地味、みたいになってしまっていますが、城壁だけみたら、結構立派なお城だと思います。

お城のメイン広場に戻ってきたら、アルプホルンというスイスっぽい楽器での演奏会が行われていました。

このCastelgrande(カステルグランデ)は、これにてだいたい見て回りましたので、次のお城を目指すことにします。下りはエレベーターには乗らずに歩いて下りてきました。途中いい写真が撮れるかも、とか思って下りましたが、そんなことはなかったです。結論を言うと、次のお城(Castello di Montebello・カステッロ・ディ・モンテベッロ)のほうから振り返って、このCastelgrande(カステルグランデ)の全体像の写真は撮れますので、この下りは無理して歩かなくてもいいかもしれません。
あ、それから、この街には電車で来ることを想定していますので、そうすると、帰りの電車のチケットも買っておきたいところですよね。となると、何時の電車を買えばいいか、が気になるところだと思います。ですので、一つ目のお城だけ見て帰る方もいらっしゃるかもしれませんので、一応のここまでの所要時間も書いておきます。
私は、ベリンツォーナ駅から歩き始めたのが、AM9:00。そして、Castelgrande(カステルグランデ)から下りてきたのが10:07でした。このまま駅に行くならば、あと20分くらい見ておけばいいと思います。
私の場合は、歩いて下りてきて、Chiesa Collegiata dei SS Pietro e Stefanoという教会の広場にやってきました。ちょうど下の写真の教会の右側を入っていくことになります。ここから2つ目のお城、Castello di Montebello(カステッロ・ディ・モンテベッロ)を目指します。

こんな感じの狭い道を入っていきます。


Castello di Montebello(カステッロ・ディ・モンテベッロ)というお城は、今下りてきた旧市街を挟んで、Castelgrande(カステルグランデ)とは反対側の丘に登ります。今回はエレベーターはありません。下写真のように、Castelgrande(カステルグランデ)を見下ろす形になりますので、こっちのほうがより高いところまで登るということです。

しばらく登っていくと、2つ目のお城、Castello di Montebello(カステッロ・ディ・モンテベッロ)に到着です。ここもなかなか城壁は立派です。

下写真が入口です。やっぱり入場料10スイスフランと書かれています。が、まずはこの門の中には(払わずとも)入ることはできます。

どうやら、右上のほうに見える城壁に登るのためには、10スイスフランかかるようです。私(撮影者)が立っているエリアは無料で歩き回れます。つまり、お城の城壁のなかには入れているということです。ここでも、まあこれで十分かな、と思いましたので、ここでも10スイスフランのセービングです。

なぜか、ちょっと離れたところ、厳密に言うと、お城から出たところにある城壁には、無料で登れました。まあ、「なぜか無料で登れた」というより、そもそも城壁に登るのにお金を払う、ということのほうが普通ではないような気もしますが。お城の跳ね橋のある門を出たところに、下写真のような階段があります。ここから登れます。

一旦お城の門から出てから城壁に登ったので、当然ながら、(外側から見ることになりますので)その城壁の上からお城を眺めることができます。逆にそれでよくないですか。お城内の城壁からはお城の姿は見えないわけですし。跳ね橋も見えますね。これで十分じゃないですかね。

これにて、2つ目のお城見学は終了。この時点で10:30。今はスマホの写真に撮影時刻が出るので便利ですよね。ここから駅へ帰る場合は、11時半くらいの電車にしておけばいいんじゃないかと思います。(9時にスタートした場合)
続いて、3つ目のお城、Castello di Sasso Corbaro(サッソ・コルバーロ城)を目指します。2つ目のお城から更に背後の山を登っていきます。 ここから先が一番きついところです。このような道を登っていきます。

振り返ると、先ほどまでいた2つ目のお城、Castello di Montebello(カステッロ・ディ・モンテベッロ)の全景が見えます。左下のほうへ続く城壁がなかなかいいですよね。

途中から、こんな感じの車道に出たりします。そんなときでも、右下に見えている矢印に従ってください。この矢印は、アスファルトに書かれているもので、画像加工ではないです。矢印は、3つ目のお城、Castello di Sasso Corbaro(サッソ・コルバーロ城)を目指しています。

Castello di Sasso Corbaro(サッソ・コルバーロ城)に到着です。このお城は一番小さそうです。日本でいうと、岩村城のような山城ということなんでしょう。

下写真のような入口から入っていきます。

お城のなかに入っていくと、このようなパティオのようなところに出ます。この場所には、レストランがあります。このお城は、これだけです。3つ制覇したぞ、という達成感以外は、特にコメントはありません。時間がない方は、ここは無理して来なくてもいいかもしれません。世界遺産は3つの古城ということで登録されてるんだから、3つ見なきゃだめでしょ、という方は是非。

やっぱりここも(塔のような)建物の中に入るには、有料のようです。15スイスフランです。ここもパスします。ということで、ここまで合計10+10+15=35スイスフランのセービングです。
このパティオに、インフォメーションセンターがありました。ここにお土産も売っているようでしたので、ちょっと覗いてみます。

興味をそそられるもの、ありました。実は私、ミニチュア好きです(だからこの後、ミニチュア博物館に行くんですけどね)。お城のこのシリーズは結構持っています。ここで、これまでの3つのお城が売っています。1個11.5スイスフラン。3つで34.5フラン。先ほどまでセービングした35フランがあるので、ここで迷わず大人買いです。ここで、セービングした分を全て吐き出してしまいました。やっぱり私は貯金できない性格なんでしょうね。今回は小さい金額のことですが、結局、「得した分、使っちゃえ」みたいな考え方は確かにあります。だめな人間ですね。(っていうか、めちゃくちゃいい値付けじゃないですか?きっと私と同じ思考回路で、全部買いする人、絶対いるはずです)

せっかく山の上のほうまで来たので、ここらでお昼ご飯にします。今回は、ちゃんと自分でおにぎりを作ってきました。一応、私のなかにも、節約しようという気持ちはあるんです。お昼ご飯中にネコが寄ってきました。久しぶりに、世界ネコ歩きinベリンツォーナです。おっと、ここまでの時間で、11時23分ですね。

この後、ベリンツォーナ駅まで歩いて下りました。結局ベリンツォーナ駅についたのが、ゆっくり歩いて12時22分。ですので、これら3つのお城を見て帰れられる方は、13時くらいの電車のチケットを買っておけばいいのかなと思います。(あくまで9時にスタート想定です)
続いて、私は各駅停車の列車に乗って、30分弱くらいですかね、Melideという駅にやってきました。目的は、ミニアチュールというミニチュア野外博物館です。愛知県の犬山にリトルワールドというところがあるのをご存知ですか?要は、そのスイス版です。スイス各地の名所や建物がミニチュアで展示しているということです。というか、犬山のリトルワールドには行ったことはないのですが、世界中の建物とかが展示されているんですよね。すっごい興味あります、日本に帰ったら行ってみたいです。

Melide駅からは、湖と反対側の出口に出て、歩いて3分くらいです。近いです。これが入口になります。私が到着したときには、数組が並んでいました。またミニアチュール専用の駐車場は、この下写真の右側にほんの少しだけあるだけで、狭かったです。ただ、この専用駐車場だけでなく、近くにはルガーノ湖へ遊びに来た人達のための駐車場がそこらじゅうにありましたので、そういうところに停めてくるという形になるんだと思います。今回は電車で来たので、いつもの駐車場チェックは致しません。

このミニチュアール。入場料は、19.50スイスフランですが、WEBで前売りを買っておくと、17.55スイスフランになります。
https://www.swissminiatur.ch/?lang=en
ここからticketsに入って購入可能です。私は予めここから購入していきました。前売りと言っても、前日で余裕で買えます。それから、買ったチケットは、1年間有効でした。つまり、1年のうちにいつ入園してもいい(もちろん1回限り)というものでした。有効期限が1年の1回使える入園券、ということですね。
印刷して持って行き、入口で見せたら、マップももらえます。このマップ、重宝します。というか、これを見ながら進んでいくと、面白さが倍増です。要は、この建物は何なんだ、というのが書いてあるんですけど、知らないまま素通りするのはもったいないです。是非マップと照らし合わせて、何の建造物なのか確認すべきです。へえーこんなところあるんだ、の連続で、なかなか先に進んでいけません。

ここからは、私が撮影してきた、スイス・ミニチュアの世界(マツコの知らない世界、みたいですね)をご堪能ください。ちなみに、順路が一応あるのですが、以下の写真は順不同です。
まずは、これはチューリッヒの大聖堂(グロスミュンスター)です。私はチューリッヒにいますので、これはよくみかけるやつです。おー、本物っぽいです。

続いて、ベルンの時計塔です。塔自体はよく再現されているんですが、手前の道がなんか惜しいです。手前の道も石畳風にして、さらに欲を言えば、トラムを配置してほしかった!

これは、バーゼル大聖堂ですね。赤みがかった色が特徴的ですね。

これはジュネーブのサン・ピエール大聖堂。ちょっと記憶が曖昧になってますので、このミニチュア写真を持って、現物確認してきたいです。

いいですねー、これはシヨン城。スイスで一番美しいと称されるレマン湖のほとりに立つ名城です。水の色がちょと残念です。

おー、これはローザンヌ大聖堂ですね。ここは私が好きな大聖堂です。ここの右のほうに見える丸いステンドグラスが美しいんです。ちゃんと再現されていて、ちょっと嬉しいです。

これは、シュタイン・アム・ラインという「ライン川の宝石」とも呼ばれている街の街並みです。

この橋は、カペル橋。ということはここはルツェルンですね。

おっと、これは、今日先ほどみてきた、Castelgrande(カステルグランデ)ではないですか?!こんなところで1日2度も世界遺産に出会えるなんて、贅沢ですね。

鉄道模型も走ってます。これはシオン駅。行ったことないですが、大きな駅ですね。この写真ではちょっと見えないですが、駅で待つ乗客も再現されています。

石造りのアーチ橋の上だって、ちゃんと列車が走っています。もちろん、列車が走行するまで橋の側でじっと待ち、タイミングを見計らっての撮影です。

アルプスの牧草地を走るグレッシャーエクスプレス。なかなかかっこいいですね。これはサンモリッツのあたりかなあとか妄想は膨らみます。

さて、ここからは、レアなコラボシリーズです。赤い登山列車とグレッシャーエクスプレスのコラボ。背後にグレッシャーエクスプレスが写り込んでいるあたり、レアですねー。

コラボは鉄道同士とは限りません。これはSüdost鉄道の新しいオレンジ色の車両と遊覧船のコラボ。なかなか熱いです。

鉄道と歴史的建造物のコラボだって狙えちゃいます。これなんかは、普通じゃ絶対にあり得ない、ベルン大聖堂と貨物列車のコラボ。激アツです!

一応、鉄道だけではなく、高速道路だってあります。これは、チューリッヒからベルンorバーゼル方面に向かうと見かけるサービスエリアです。かなり忠実に再現されています。

こんな調子で、撮影に夢中になってしまいました。本来は順路があって、それに従っていくと、園内を1周して終わり、というような作りになっているのですが、私は、更なる激レア写真を求めて、さらにもう1周してしまいました。そんな人はあまりいなそうな感じでしたが。小さいお子様、特に男の子がいらっしゃるご家庭は楽しめると思います。大人は、というと、人によるかもしれないですね。私は、楽しめました。
それから、実は私は、お土産ショップにミニチュアが売ってるかも、と少し期待して行ったのですが、結論を言いますと、売店にも工房にも、ミニチュアは売っていません。それだけは残念でした。
結局、ミニアチュールを後にしたのが、15時30分頃。入ったのが13時30分くらいだったので、2時間くらいいました。
このミニチュアール、そこまで広くはないので、1日中はいられないと思います。ですので、今回のように、例えば半日はベリンツォーナなどの他の場所に行き、残りの半日でここ、みたいな組み立てでもいいのかもしれません。
ミニチュア好きの方、それから城壁好きの方も、是非参考にして頂ければと思います。
ではまた。