ブンデスリーガ(2022/2023シーズン第5節)シュトゥットガルトvsシャルケ戦

あまりに前回のフライブルグ戦が凡戦だったために、またシュトゥットガルトまで行ってまいりました。今回は、第5節シャルケ戦です。シャルケは名門とはいえ、昇格組。さすがに負けるわけにはいかないですし、確かに、シャルケには、日本代表の吉田麻也選手がいますが、昨シーズンのサンプドリアの途中あたりから、何かがおかしくなってきているようですので、そこまでの難敵ではないだろうとの算段です。まあ、吉田選手については、もともとスピードで振り切られるシーンはよくありましたが、最近は球際に詰める一瞬の判断も迷いがあるような感じで、日本代表としてはちょっと厳しそうな気もしています(あくまでも素人の意見です)。そのあたりも、素人なりにチェックしてこなくてはいけませんので、見届けてくることにしました。

ただ、記事の内容としては、前回と変わり映えしないと思われてもいけませんので、今回は、別の駐車場に車を停めてきました。その情報もお伝えできればと思います。

この記事の対象者は

シュトゥットガルトへブンデスリーガを観に、車で行こうと思っているが、駐車場が心配な方。

といったところでしょうか。私が行くのは、日本代表の選手の視察という意味合いもありますが、あくまで(平均的な)素人目線ですので、「この記事の対象者」には「代表選手の状態を知りたい方」とは書きませんでした。そんな通の方に通用する見解は持ち合わせておりませんので、ご容赦ください。

まず、チケットの購入方法については、前回の記事をご確認ください。メルセデスベンツアレーナは、現在メインスタンドが大規模改修中でして、どうしてもメインスタンド側の席が少なくなってしまっていて、その結果、全体の席数も少ない状態が続いています。チケット購入をご検討されている方は、お早目の購入をお勧め致します。

今回、私の利用した駐車場は、P + R car park Albstraße Degerloch というところです。前回よりも中(といっても、街中ではないです)へ入ったところとなります。ですので、ここもLow Emission Zoneのなかということになります。

ここは、なかなかいい駐車場でした。詳細は以下の評価項目をご参照ください。

①アプローチの容易性 ★★★

高速道路から下りて、そのまま惰性で入庫することができます。私にとっては、こういうところがベストです。文句なしで星3つです。下記のように、高速道路が終わって少し行ったら、右に曲がるだけです。

下写真は、右に曲がる交差点から、駐車場方面の写真です。こういうところを入っていくことになります。

道なりにいくと、すぐに駐車場の入り口に辿り着きます。2つ入口がありますが、それぞれ違う階に行くことになります。おそらく右側から続く階は、月極専用なんだと思います。左側に侵入して行ってください。

前回に引き続き、今回も出ました、この青と黄色のマシン。シュトゥットガルトのパークアンドライドの恒例なんでしょうか。前回の記事を読んでくださった方なら、もう迷うことはないと思います。一人の場合は黄色のマシンから、2~5名の場合は青色マシンから駐車券をとって進んでください。料金体系は後述します。

②移動の容易性 ★★☆

駐車場は地下になるのですが、あがってきたらすぐ駅のホームに出ます。この駅はU-Bahnが走っています。U5、U6、U8、U12と、4系統が通っていますので、かなり頻繁に電車はきます。非常に便利な駅です。メルセデスベンツアレーナに行くためには、一旦中心地に行き、そこで乗り換える必要がありますので、このうち、まずはU5、U6、U12のいずれかに乗って、Charlottenplatzへ向かってください。Charlottenplatzへ向かう電車は、まさに駐車場から出てきた側のホームでOKです。下写真でいうと、手前側、ちょうど(撮影者である)私が立っているホームです。駐車券がチケットとなりますので、そのまま乗ってください。

星3つにしてもよかったのですが、一応本来この評価項目は、目的地まで乗り換え無しで行けることをベストとしていますので、2つとしました。

③安全性 ★★★

駐車場は、地下駐車場でセキュアだと思います。それでいて、ガラガラすぎるわけでもない(それなりに車の往来はある感じ)ので、人の目もありそうですし、比較的安全なんだと思います。また、この日は土曜日でしたが、管理人室にはちゃんと人がいました。

④支払い・料金 ★★★

料金は、4時間迄か、4時間以上24時間内か、で変わってきます。まあ、サッカー観戦に行って4時間では戻ってこれませんので、後者になるでしょう。24時間で、1名の場合、つまり黄色のマシンから駐車券をとった場合は9ユーロ。2~5名、つまり青いマシンから駐車券をとった場合は、12.8ユーロとなっています。これは、Zone1内の公共交通機関を乗ることができて(24時間)、ということです。安いですよね。

精算は、戻ってきたときに精算機で行います。特に問題ありません。

⑤空き具合 ★★★

これだけの好条件ですので、混んでるのでは、と思われるかもしれませんが、だいぶ広い駐車場ですので、たしかにたくさん停まってますが、それでも空きはだいぶあります。下写真のような通路が、3本あります。土曜日の昼時点で、奥の方は結構空いていました。私が車から降りたときにも、ちょうど他2,3組も車から降りてきていて、みなさん、シュトゥットガルトのユニフォーム姿でした。皆さん、考えることは同じようです。私もユニフォーム着ていましたので、みんな挨拶を交わしていきます。

ということで、概ね問題のない駐車場と言えます。(Low Emission Zoneの中であるため)ドイツの環境適合スティッカーを貼ってある方には、シュトゥットガルトでは是非お勧めしたい駐車場です。

さて、ここから、U5、U6、U12のいずれかのU-Bahnに乗って、Charlottenplatzへ行き、そこからU11の乗り換えてNeckerPark(Stadion)駅を目指します。NeckerPark(Stadion)駅は、特にサッカー開催日は、完全にスタジアムに行く人のための駅なので、そこからは迷うことはないと思います。ユニフォームを着た人々の流れに乗って歩いていきます。

今日もまた、メルセデンスアレーナにやって来ました。今日は、メルセデンスアレーナの前で、馬の乗った警官の姿を撮影してみました。このままだと、前回と変わり映えしない写真ばかりになってしまう恐れもあるため、なんとか前回との違いをつけようと私もそれなりに必死なんです。

今日も、試合開始40分くらい前に入場します。これくらいから入れば、選手の練習風景もだいたい見ることができます。スタンドには、3番遠藤選手のユニフォームを着た外国人の方も、ちらほらいらっしゃいます。ここでは、遠藤選手はやはりキャプテンだけあって、現地の方にも人気はあるようです。伊藤洋輝選手のユニフォームはまだあまり見たことはありません(日本人の観客は除く)。おっと、シュトゥットガルト3番の横のほうには、シャルケ7番のラウル・ゴンザレス選手のユニフォーム姿の人もいます。このユニフォームもなかなか熱いですね。

ユニフォームといえば、こないだシュトゥットガルトのユニフォームでOKAZAKIを着ている外人を見かけました。そういえば岡崎選手も以前はシュトゥットガルトにいたんですよね。

試合開始時刻になりました。両チームが入場してきます。シュトゥットガルトからは遠藤航選手と伊藤洋輝選手、シャルケからは吉田麻也選手が先発出場です。

試合は、前半18分にシュトゥットガルトが先制します。他のシャルケDFのミスからなので、このゴールに関しては、吉田選手には直接的な責任はなさそうです。シュトゥットガルトファンの皆さんは大喜びです。そういえば、お気づきかも知れませんが、マスクをしている人は誰もいません。

電光掲示板には、「TOR」と表示されていますが、これは、ドイツ語で「トールァー」、ゴールという意味です。ちなみに、オフサイドは、「Abseits:アプザイツ」と言います。際どい場面で、オフサイドフラッグが上がったら、松木安太郎氏になったつもりで「アプザイツ!」と叫んでみたら、隣の人が話かけてくれるかも知れません。「ふざけたロスタイムですね~」は、ドイツ語で何というのかは、ちょっとわかりません。

そうこうしているうちに、前半のうちに、シャルケが得点してしまいました。

その後、試合は一進一退で進んでいきます。伊藤選手は、体を投げ出して、ギリギリでシュートブロックしたりと、活躍していました。遠藤選手もさすがです。観客の皆さんもわかっていて、遠藤選手がペナルティエリアの外でボールを持つと、ミドルシュートを期待して、一段と声援が大きくなります。たぶん「打て―」的なことを言っているんだと思います。

一方のシャルケ吉田選手は、正面からの攻撃は跳ね返しますが、サイドをえぐってくるサイドアタッカーみたいな人には、スピードで負けて、結果、サイドから内に切れ込まれてしまうという場面が見られます。このあたりは、日本代表に置き換えたときに、少し不安はあります。あくまで素人の意見ですが。けど、キャプテンだから、呼ばないといけないんですかね、よくわかりませんが。

後半途中で、シュトゥットガルトに退場者が出て、一気に試合は防戦一方の展開になってしまいます。シュトゥットガルトは途中から攻める場面が少なくなってしまい、観客のストレスも溜まっていきます。何を言っているのかわかりませんが、とにかくかなりたくさんのヤジが飛びます。しまいには、私の席の後ろのほうで、観客同士の喧嘩が始まってしまいました。皆さん、ビールもだいぶ飲んでいますので、突き飛ばしたりと、結構激しい喧嘩になります。最後は、警察まで介入して、止められていました。私の前のほうの席では、ビールがかかったとか言って、やはり言い争いが始まります。もう、このへんはブンデスリーガあるあるです。いつもは、ナイトゲームのほうが、お酒が増えるので厄介なんですが、今日は昼からこんな調子でした。警察が去った後は、私の席の近くに、ガタイのいいセキュリティ会社の人が何人も立つようになってしまって、ちょっと見にくくなってしまいました。まあ、そのかわり身の危険を心配する必要はなくなりましたが。。

ドイツの方々は、こんな感じで、すぐ熱くなってしまいますが、サッカーには情熱をもっています。顔を真っ赤にして、相手に文句いったり、一触即発になります。そんな状況を見ていると、もしですよ、万が一にでも、ワールドカップで、日本がドイツに勝ってしまったら、ちょっと来にくくなるなあ、とか真面目に考えてしまうときがあります。ちょっと複雑な心境ですね。まあ、それでもやっぱり日本を応援しますよ。

試合は、結局1対1のまま、終了。どちらかというと、一人少なくなってからは負けそうな感じだったので、よく引き分けたなという印象です。昇格組相手に、これはやばいです。シュトゥットガルトは今シーズンも降格争いに巻き込まれそうな予感がします。

今日は、夕食はKUROSEでラーメンを食べて、帰りました。

第5節を終わって、シュトゥットガルトは0勝1敗4分の勝ち点4と、なかなか勝てない状況が続いています。次節は、バイエルンのホームでのバイエルン戦、これはちょっと厳しいですが、その次こそは、頑張って初勝利を目指しましょう。ではまた。

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